10年間で転職3回、モブたろーです。
契約社員、3交代の工場作業員として社会人デビュー。
転職をして他業種の零細企業、中小企業勤務を経験し、
現在は大企業の正社員工場作業員として働いています。
現在の待遇を見直す上で、給料基準を知る必要があります。
特に、新卒入社してからずっと同じ会社で働いていて、現在の会社の給料しか知らない人にとっては、現在の給料が相場よりも高いのか安いのかが分かりません。
今回は転職初心者にもわかりやすい、工場作業員の給料について解説します。
業界の給料基準を把握しておくと、
転職活動で求人情報を見た際に、求人内容の給料が働き方に対して高いのか安いのか判断できるようになるため、
転職の失敗がグッと減ります。
今回の記事でわかることはコチラ▼
・日勤、夜勤、交代勤務の違いによる給料差はあるか?
・日勤、夜勤、交代勤務で給料が高いのはどの勤務形態か?
日勤、夜勤、交代勤務で給料は変わる?
勤務形態によって給料は変動します。
夜勤の場合は深夜手当(夜勤手当)の支給が労働基準法で定められていますし、
交代勤務の場合は交代勤務手当を支給している企業があります。
日勤、夜勤、交代勤務の給料の違いについて解説していきます。
日勤の場合
日勤者の勤務時間帯は工場の定時時間帯となります。
仮に定時が9:00〜18:00の場合、日勤者は9:00〜18:00の勤務時間となり、
18:00を超えた時間帯での業務が残業手当支給の対象となります。
日勤者の給料=基本給+残業手当+その他手当(資格手当等)
夜勤の場合
夜勤者の具体的な勤務時間帯は工場により異なりますが、
主な勤務時間は定時時間帯後の夜間時間帯となります。
仮に定時が0:00~翌9:00の場合、
0:00〜翌5:00の業務時間帯が深夜手当(夜勤手当)支給の対象となり、
9:00を超えた時間帯での業務が残業手当支給の対象となります。
夜勤の給料=基本給+残業手当+深夜手当(夜勤手当)+その他手当(資格手当等)
交代勤務の場合
交代勤務者の具体的な勤務時間帯は工場により異なりますが、
主に24時間稼働の工場での勤務形態となります。
日勤時間帯での勤務もあれば、夜勤時間帯での勤務もあります。
交代勤務の給料=基本給+夜勤手当+交代手当(工場による)+その他手当(資格手当等)
日勤、夜勤、交代勤務で給料が高いのは?
同じ工場内なら給料基準も同じことが多いため、
夜勤や交代勤務の方が手当が加算される分、日勤者よりも給料が高くなります。
しかし、他の会社は現在働いている会社と基本給、手当額が違うため、日勤から交代勤務に転職したのに給料が下がることがあります。
例A:交代勤務-月給20万円(基本給15万円+夜勤手当3万円+交代手当2万円)
例B:日勤勤務-月給20万円(基本給20万円)
その他、会社都合で部署移動があって日勤になった場合、
夜勤手当や交代手当がなくなってしまうので、月給だけで判断しないよう気を付けてください。
まとめ
転職の際には給料は重要なチェックポイントの一つとなります。
転職に成功してせっかく入社できたのに、基本給や手当の情報が抜けていて、
しばらくして給料へ不満を持って辞めてしまったらもったいないです。
求人情報を確認する際には「月給」「勤務時間」「基本給」「手当」を確認して、
満足できる転職をしましょう。
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